第19回 文化庁メディア芸術祭の受賞作品が発表されました。
受賞作品の詳細は文化庁メディア芸術祭フェスティバルサイト(http://festival.j-mediaarts.jp)をご覧下さい。
また、当ページでも大賞・優秀賞の一部を、発表式典の様子も交えながら掲載しております。
アート部門 大賞 『50 . Shades of Grey』 CHUNG Waiching Bryan ©2015 Bryan Wai-ching CHUNG
CHUNG Waiching Bryan氏のビデオレター
アート部門 優秀賞 『(不)可能な子供、01:朝子とモリガの場合』 長谷川 愛 ©Ai Hasegawa
長谷川愛さんのプレゼンテーション
【アート部門】
プログラミング言語を詩的なテキストとして視覚的に表現した「50 . Shades of Grey」が大賞を受賞。会場では作者のCHUNG Waiching Bryan氏からのビデオレターが流された。
また、優秀賞の「(不)可能な子供、01:朝子とモリガの場合」の作者、長谷川愛さんが登壇しプレゼンテーションが行われた。非常にデリケートな題材であるが、人々の心に強い印象を与えた作品であることが評価された。
エンターテインメント部門 大賞 『正しい数の数え方』 岸野雄一 ©2015 Out One Disc
岸野雄一氏のプレゼンテーション
【エンターテインメント部門】
岸野雄一氏の「正しい数の数え方」が大賞を受賞。様々な技術の複合芸術として、直感的に子供たちが楽しめる舞台作品であり、今後開催される受賞作品展示会でも毎日公演を行うことが岸野氏から宣言された。
アニメーション部門 大賞 『Rhizome』 Boris LABBÉ ©Sacrebleu Productions
Boris LABBÉ氏のビデオレター
アニメーション部門 優秀賞 『花とアリス殺人事件』 ©2015″th case of hana&alice” Film Partners
岩井俊二氏のビデオレター
【アニメーション部門】
フランス・Boris LABBÉ氏の「Rhizome」が大賞を、実写作品で活躍してきた日本・岩井俊二氏の「花とアリス殺人事件」が優秀賞を受賞し、それぞれビデオレターが流された。
日本は毎年膨大なアニメ作品が生み出されるアニメ大国だが、作品の自薦が基本となる本芸術祭では、話題作が必ずしもノミネートされるというわけでは無いとのことだった。
マンガ部門 大賞 『かくかくしかじか』 東村 アキコ ©Akiko HIGASHIMURA/SHUEISHA
マンガ部門 優秀賞 『機械仕掛けの愛』 業田 良家 ©Goda Yohiie / SHOGAKUKAN
業田良家先生のプレゼンテーション
【マンガ部門】
審査形式の調整の都合もあり、審査に当たっては票の分散などで難航してしまったとのことだが、東村アキコ先生の「かくかくしかじか」が無事大賞に選ばれた。
また、優秀賞を受賞した「機械仕掛けの愛」の作者・業田良家先生が登壇。自身の作品と他部門の作品の共通点などを語った。
来年2月からは、本芸術祭の受賞作品展が開催されます。
本年度の受賞作品展も、多数の魅力的な作品が一堂に会する貴重な場となることが期待されます。
会期 2016年2月3日(水)〜2月14日(日) 会場 国立新美術館(東京都港区六本木7-22-2) ※2月9日(火)休館 10:00〜18:00 金曜日は20:00まで ※入場は閉館の30分前まで TOHOシネマズ 六本木ヒルズ (東京都港区六本木6-10-2 六本木ヒルズけやき坂コンプレックス内) スーパー・デラックス (東京都港区西麻布3-1-25 B1F) ※閉館時間、休館日は会場によって異なります。 入場料 無料 ※全てのプログラムは参加無料です。 主催 文化庁メディア芸術祭実行委員会 実施内容 展示/上映/マンガライブラリー/パフォーマンス/ デモンストレーション/関連イベント
文化庁メディア芸術祭フェスティバルサイト http://festival.j-mediaarts.jp
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