8月14日、モンゴル遊牧マンガ協会が主催する「第一回アニメーションコミックアワード」が開催され、日本からは昨年の国際マンガサミット 韓国・大田大会で団長を務めた倉田よしみ先生が出席しました。
モンゴル遊牧マンガ協会 第一回「アニメーションコミックアワード」
モンゴル遊牧マンガ協会はモンゴルのマンガ家・エルデネバヤル氏が代表を務める漫画家団体。モンゴル国内の若者にマンガ文化を広めたいという熱意のもと、昨年からモンゴル外務省と日本大使館の協力を得て漫画イベントを立ち上げてきています。
代表のエルデネバヤル氏は、日本外務省が開催している第8回「国際漫画賞」(2014年)の大賞受賞者。
受賞作の「ボンバルダイ」は伝統的なモンゴルの生活を少年の視点から描いておりますが、日本で作品を読んで欲しいとの願いから、当団体の関連団体である一般社団法人マンガジャパンが作品の編集など掲載のお手伝いを行い、ebookjapanで展開中の電子書籍企画「マンガ家が描いた絵本」へ作品が掲載されています。
本年は第一回「アニメーションコミックアワード」の表彰式イベント参加という形で日本の漫画家にご協力してほしいとの連絡があり、多忙の中マンガサミットにも縁の深い倉田よしみ先生が現地イベントへ駆けつけました。
8月14日のイベントでは受賞者の表彰プレゼンター、講演・ワークショップなどを行い、現地の若者たちの刺激になり大盛況だったと、モンゴルの主催団体からも喜びの声が届いています。
このイベントの模様は、現地TV・新聞などのメディアでも紹介されました。
現地ポータルメディアの記事(モンゴル語): http://news.gogo.mn/r/190664
「アニメーションコミックアワード」では、マンガ・アニメーション・四コママンガの3部門が設けられモンゴル国内から作品を募集。合計102本が集まり、その中から優秀な作品が選ばれました。
受賞した8名には、日本への一週間の研修旅行が贈られました。
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